10分読むだけで総合職に合格できる⁉国家総合職・面接試験の質問集

・国家総合職の面接って?

・事前準備はどんなの?

・意識することは?

・面接ではどんな質問がされるの?

 

こうした疑問に答えていきます。

私や友人が実際にされた質問を載せているので、同じような質問の時に対応しやすくなります。

本記事の内容

  • 国家総合職の面接とは
  • 国家総合職の面接前にやっておくべきことは面接カードの作りこみ
  • 国家総合職の面接で意識や準備すべき点
  • 実際に私や友人がされた質問集とその回答集【国家公務員総合職】

 

この記事を読み終えると、国家総合職の面接での質問がわかって、答え方のコツをつかむことができます。

国家総合職の面接とは

国家総合職の面接とは

面接試験は二次試験の中の1つで論文試験後に行われるものになります。

面接試験は二次試験の合否を分ける大切な試験であるため、しっかりとした対策が必要です。

 

国家公務員試験の面接に関する詳しいことは、こちらの記事にありますのでこちらをみて、面接に関する知識をつけてください。

関連記事 たった5分でわかる‼国家公務員試験の面接に合格するための方法

国家総合職の面接前にやっておくべきことは面接カードの作りこみ

国家総合職の面接前にやっておくべきことは面接カードの作りこみ

 

国家総合職の面接に挑む前にやっておくべきことがあります。

それは面接カードを作りこむことになります。

なぜなら面接カードによって面接官を誘導できるからです。

作りこみ方ひとつで、面接官にどのような質問させるのか決められるため、合否が大きく変わってきます。

私はうまいこと誘導して、面接官に聞かれたいことだけ質問させるようにしました。

そうしてアピールしたいことだけ話せたので、試験には楽々合格できましたよ。

なので、面接カードは丁寧に作る必要があります。

 

詳しい面接カードの作り方は、こちらの記事で紹介していますのでチェックしてみてください。

関連記事 型にはめるだけでA評価!国家公務員試験の面接カードの書き方

国家総合職の面接で意識や準備すべき点は2つ

国家総合職の面接で意識や準備すべき点は2つ

国家総合職の面接では意識や、準備すべき点があります。

なぜなら意識や準備していないと、面接の成功する確率が低くなるためです。

そのためどれだけ気を付けているかで、合格・不合格の明暗がはっきり分かれます。

 

その意識するべき点はこの2点になります。

  • あらかじめストーリーを組み立てておくこと
  • 面接官の反応にへこたれないメンタル

なぜ意識や準備をするだけで合格率が上がるのか細かく説明していきます。

 

あらかじめ話す内容のストーリーを組み立てておく

自分の話す内容について、しっかりストーリーを組み立てておいてください。

なぜなら面接本番で完結に要点を伝えることができないからです。

国家総合職の面接は15分という短い時間で行われます。

そのため短い時間の中で自分をアピールしなければいけません。

その時に自分をアピールするストーリーの作りこみが不完全だと、関係ないことの説明に時間ばかりとられてしまいます。

 

そうなるとアピールが十分にすることができなくなり、面接の評価が低くなり不合格となる人も少なくありません。

ですので、あらかじめ面接官に話す内容のストーリーはしっかり組み立てていってください。

ターナー
私の友人はあまり準備しなかったため、アピールが不完全燃焼に終わっていたようです。

反応がよくなくてもへこたれないメンタル

総合職の面接ではどんなことにも動じないメンタルを持ってください。

その理由は、動揺してしまうとその後の面接がボロボロになるからです。

総合職の面接官は、基本「にこり」ともしません。

ずっと真顔か、眉間にしわを寄せている人がほとんどです。

そのため、いちいち顔色を気にしていてもムダになります。

ここで焦って、早口になったり余計な一言を付け加えてしまうと評価が下がるので気を付けましょう。

なので、反応を気にするよりもどんどん話したいことを話して、自分をアピールしてください。

ターナー
私の時は、話しているときは笑顔でしたが、話し終わると険しい顔になっていました。

実際に私や友人がされた質問集とその回答集【国家公務員総合職】

実際に私や友人がされた質問集とその回答集【国家公務員総合職】

ここからは私や友人が実際に面接官にされた質問について話していきます。

定番の質問から珍しい質問まで載せてあるので、役に立つこと間違いありませんよ。

 

質問項目は以下のようになります。

  • 学業や勤務においてこれまで取り組んだ活動や活動
  • 社会活動や職務においてこれまで取り組んだ活動や体験
  • 日常生活その他(資格、特技、趣味、社旗事情など関心のあること)についてこれまで取り組んだ活動や体験
  • 志望動機
  • その他

これらになっています。

各項目での質問について、実際にされた質問と解答のコツを説明していきます。

 

学業や勤務においてこれまで取り組んだ活動や活動

大学生や高校生は学校での出来事を、社会人は仕事でのことを話すところになります。

明確な理由を話せるようにしていきましょう。

 

Qどうして○○学部にはいったの?

その学部で学びたかったことを話してください。

なぜならこの質問は、理由を持った行動をしているかを見られるからです。

自分の行動ひとつひとつに、意味を持っているとみなされることで評価が上がります。

それに加えて、学部に入り学べたことも交えて話すとさらにいい面接官からの印象がいいですよ。

なんとなく入ったという人もしっかりとした理由付けをした返答を心がけてください。

Q大学時代に学んだことをどのように仕事に生かしていきたい?

学部に応じた答え方をしてください。

たとえば、法学部であるなら専攻している法律の知識を政策立案に役立てたい。

経済学部であるなら財政状況を考慮し、コストを抑えた政策を企画するなどです。

もっとも「学部で学んだことなんてそんなにないよ」という人もいるでしょう。

そんな人は、学部や専攻特有の専門用語を使って押し切ってください。

そうすれば面接官は絶対に専門用語がわからないので深く聞いてくることはありません。

ターナー
私は心理学の知識でごり押しました。

Q試験科目でとくに苦戦した教科は?

苦戦した教科を正直に答えてください。

ここでウソを言っても意味がありません。

その際苦戦したポイント、そのポイントをどうやって克服したかを答えましょう。

そうすることで工夫して、ちゃんと乗り越えられるという印象を与えられます。

 

社会活動や職務においてこれまで取り組んだ活動や体験

社会活動や職務においてこれまで取り組んだ活動や体験は、ボランティア活動やサークル活動について話すといいですよ。

ボランティア活動での経験や学んだことは、面接官に好印象をアピールできます。

総合職の面接官は、ボランティアをしたことない人がほとんどなので、確実に興味をひくことができます。

Qどうしてボランティア活動しようと思ったのか?

○○ということを改善したくてなど理由を持って、ボランティア活動をしたと答えてください。

この答え方をする理由は、しっかりとした考えのもと活動しているかをアピールするためです。

総合職の人間は政策を作ります。

その政策は、自分が変えていきたいという熱意次第で、政策がいいものになるかどうか決まります。

この質問はその熱意を確認するためのものなんです。

なので理由を持った答え方をしましょう。

 

答え方の例

災害で大変な思いをしている人たちの役に立てればいいと思いボランティアをしました。

私の住んでいる町の○○のようなところが気になったのでボランティアをしました。

このように理由がある説明をすることで、面接官に考えて行動しているという印象を与えれます。

Qサークル活動で大変だったことは?

自分が対処した事件について話してください。

この質問で聞いていることは「練習が大変でした」「人間関係がつらかった」などあなたの問題ではありません。

サークル全体で起こったことに対して、あなたがどのように対処したかを聞きたいんです。

ピンチや組織の危機に動ける人材かどうかをこの質問で見抜かれていきます。

だから答え方として、『問題が起こる→長所を使って解決→学んだこと』とこのように答えることがベストですよ。

 

日常生活その他(資格、特技など)についてこれまで取り組んだ活動や体験

ここではアルバイトや気になるニュースなどについて話すことになります。

一見、何を答えても一緒に思えますが、差がつくところなのでしっかりとした対策をしていきましょう。

Qアルバイトでの困ったときの対処法は?

自分が主体となって行ったことについて話してください。

ここでは自分のどの能力を使って問題を解決していったのか話すことを心がけてください。

自分の長所をアピールする絶好のチャンスになります。

私の場合でしたら、社員とバイトの中が悪く意見の行き違いが多かったため、クレームも頻発していた。

そこで自分の協調性を生かして、職場環境の改善と社員とバイト間の話し合いをしてクレームを1割まで減らした。と答えました。

細かいところは省いていますがこんな感じで答えると好感触ですよ。

レベッカ
クレーム対応でこのように対処したなどでもいいよ。

Q気になるニュースを3つ教えて

政治・芸能ニュースを避けたものにしてください。

政治ニュースは公務員が答えづらいものであり、芸能ニュースは何も考えていない人が答えるものだからです。

とくに芸能ニュースは絶対に言わないようにしましょう。

言った瞬間に面接官に見限られてしまいます。

政治問題については、テクニックとして使えます。

自分の質問してほしいニュースへ誘導するときやこれ以上話題を広げられたくないときに使えば時間効率のいい面接にできますよ。

実際私は、他にアピールしたいことがあったので政治ニュースを話して、ニュースの話を切り上げさせました。

ターナー
使いどころを見極めれば政治ニュースは強い武器になるよ。

Q趣味はなんですか?

できれば人目を引くものを答えてください。

趣味の話題で盛り上がれば、面接官の印象に残ります。

面接でよく使われる「映画鑑賞」「読書」など何の面白みもない趣味なんて、何の印象にも残りません。

その他大勢に含まれてしまいます。

そこで変わった趣味を持っていると面接官が話に食いつきやすく印象に残りやすいです。

また眼鏡をかけているのに筋トレが趣味やマッチョなのに裁縫が趣味など、ギャップを狙っていっても強い印象を与えられます。

レベッカ
早めから意識して趣味を作っておくといいよ。

志望動機

志望動機については、どのように活躍できるか長所交えた説明が必要になります。

面接カードと整合性の取れる説明を心がけてください。

Q日本をどうしていきたいか?

自分が国家総合職の職員として打ち出す政策でできることを答えてください。

ここで注意するべきは、理想論を言わない事です。

一見、問題ないように思えますが、その次に来る深掘りする質問に答えにくくなります。

そのため自身が志望する官庁で行えそうな政策の範囲内で答える事がベストです。

なので、現省庁が行なっている政策に少し付け加えたような政策がいいと思います。

 

省庁の仕事内容について知りたい方はこちらの記事を見てください。

関連記事 もう迷わない!官庁訪問を失敗させないために学ぶ府省庁の仕事25選

Q志望策の官庁でやりたい仕事はなんですか?

調べた志望省庁の部署および具体的な仕事を答えてください。

なぜこの質問をするかというと、本当に総合職が第1志望なのか気になっているためです。

近年、国家総合職で採用されても地方公務員に行く人間が後を経たないため、この質問がされるようになったという背景があります。

この質問の答え方は、その省固有の政策などを交えて答える方法です。

固有の政策を交えれば、面接をする人事院は深く質問する事ができません。

そのためあまり仕事を知らなくても、やる気のある人材というとアピールできます。

 

実際に仕事について話すことになる官庁訪問についてはこちらの記事を参考にしてみてください。

関連記事 知らないと損する‼官庁訪問のクールや事前準備【国家公務員総合職】

関連記事 【国家総合職内定者の官庁訪問体験談】質問集・クールの雰囲気を説明

その他

面接カード以外の質問事項になります。

意外な質問もあるので覚えておくととっさに対応できます。

Q最近読んだ本は?

自己啓発系の本を読んで答えてください。

なぜなら、国家総合職は自分自身を高めていくことが重要な職業だからです。

国家総合職は、将来官僚になるべき人材になります。

その準備のために自分を変えていくことは、絶対に必要です。

そこで自分はしっかりキャリアアップのことを考えて自分自身を高めているとアピールしておきましょう。

そうすることで面接官に期待もされますし、やる気もアピールする事ができますよ。

 

自己啓発本がいい詳しい理由については、こちらの記事を参考にしてみてください。

関連記事 面接で最近読んだ本を聞かれるのはホント?好印象を持たれる本を紹介

Q民主主義では少数派が圧力を受けるがどう思うか?

仕方のないことですが、少数を不当に扱わない方針で対応するというニュアンスで答えてください。

その理由は、一方を肯定否定する答え方は絶対にダメな答え方になるためです。

よく「民主主義だから我慢しろ」「少数が救えないから民主主義は廃止したほうがよい」という考えの人がいます。

一見正解に見えますが、実はこの答え方は問題の意図が理解できていません。

正しい答え方は、民主主義を肯定しつつ、少数派を救済するような返答になります。

否定しつつ容認する玉虫色の答えにしましょう。

ナナ
本番ではもっと掘り下げられるので、一つひとつの質問の先もしっかり予想して自分なりの対処を見つけてくださいね。

国家総合職の面接質問集のまとめ

  • 面接は二次試験の際に必ず行うもの。
  • 本番前に面接カードは仕上げておく
  • 面接の時に意識することは「あらかじめストーリーを組み立てておくこと」「面接官の反応にへこたれないメンタル」の2つ
  • 各項目の質問集・解答集

国家総合職の面接は他の面接と一味違いキャリア組の方々が行ってくださるものです。

やる気のない態度や気の抜けた答えなどをしてしまうと低い評価を受けることになるので、はじめから気を引き締めて臨むようにしましょう!

 

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